2019年ももう6月。暑くなってきましたね。いやなアイツの季節が到来します。
そうそう、蚊です。
蚊の話をしているだけでもかゆくなってきそうです。
ところで、あなたのご自宅の庭に写真のような穴が開いている雨水マンホールはありませんか?
私の自宅には4つほど雨水マンホールがありました。大きさはレンガ1個分ぐらいです。
穴が開いた雨水マンホールが自宅の庭にある場合、ちょっとしたひと工夫で蚊の大量発生を防ぐことができます。
気になる方は続きをお読みくださいね。
穴を網でふさぐ
ちょっとしたひと工夫とは
網戸張替え用の網で穴をふさぐ
なんです。
とても簡単で安上がりですよね。
作業内容は
- マンホールの大きさ、形に合わせて網を切る
- 穴にかぶせる
- マンホールのふたを上から閉める
これだけです。
もともと、網戸の網は自宅に蚊などの虫が入らないように作られていますので、ホームセンターなどで販売されている一般的なもので大丈夫です。
上の写真はふたを外してみたものです。この網は私が10年ほど前につけたものですが、今のところ破れたり、外れたりはしていません。
といっても、ずっと放置ではダメです。
- 網が劣化して破れていないか
- 石などが穴に入って重みで網が外れていないか
- 砂利や落ち葉などのごみで目詰まりしていないか
網が破れたり、穴が開いたり、外れたりしたら蚊の侵入を許してしまいます。
網の目詰まりが発生すると、網の上に水がたまってしまい、外れてしまう原因になる恐れがあります。
網の設置後も定期的にチェックしましょう。
そもそも雨水マンホールとは
先に対策をお話してしまいましたが、
そもそも、雨水マンホールって、なぜあるんでしょうね。
ふたを開けてみましょう。
水が数センチたまったままです。
実は引っ越ししてきて初めての夏、ここに大量のボウフラを発見しました。
その時は慌てて殺虫剤を使ってしまいましたが、薬を使うのは環境のことを考えるとできるだけ避けたいことですよね。
以後、
すべての雨水マンホールに網を張って蚊の侵入を阻止し、ボウフラの大量発生を防いだのです。
と疑問に思いましたが、実はちゃんと次のような理由があるのです。
- 屋根などから雨どいを流れてきた雨水を自宅汚水とは別に排水する
- 排水の途中で砂利や落ち葉などが詰まらないよう沈殿させる
- ふたに穴があることで庭に水がたまるのを防ぐ
どうです?なるほど!ですよね。うまく設計されているなぁと感動しました。
ついでにボウフラ対策もしてくれたらいいのにとも思いますが、
簡単で安い
対策なので、是非、ご自身でやってください。
「いつやるか?」
「今でしょ!」
ちなみに、雨水マンホールの種類についてですが、中で水がたまらないものもあります。
水が地面にしみこむように設計されているそうですが、ご自宅がどうなっているか、一度ご確認下さい。
また、ふたの種類についても、穴が開いていないものもあります。
ホームセンターやネット通販でも1000円~2000円ほどで販売されおり、それに買い替えすることもできますが、庭にある数個すべてとなると、1万円前後かかります。
豪雨の時、庭に水たまりができてしまう恐れがありますので、ご確認の上ご検討下さい。
ついでのご提案
下記に該当する方へ、別のご提案もさせていただきます。
- 中古の戸建てを購入して新生活を始めた方
- 新築の戸建てを購入して長年お住まいの方
- 自宅の網戸が一部、破れている、穴が開いているという方
これを機会に網戸の網を張り替えてしまいましょう。
購入してきた張り替え用の網を自宅に利用し、一部穴が開いたりほつれたりしている古い網の良い部分だけを再利用して雨水マンホールをふさぐ。
いかがでしょうか?
網戸の張り替えをわかりやすく説明して下さっているサイトもご紹介します。
引用:ネットの海の渚にて ドボン会長様
最後に
最後までお読みくださりありがとうございました。
蚊が本格的に発生する前に、是非お試し下さい!
作業のついでにこれもチェック
- 雨水マンホールの中に砂利や落ち葉がたまって、パイプのあたりまで積もっていないか
定期的に掃除をすれば、排水がスムースになり、豪雨の際に詰まってあたり一面が水浸しになるのを回避できます。
以上、蚊の発生を防ぐ方法の紹介でした。